引退福留にカブス・誠也、中村順司氏、ムネリンなど思い出メッセージ　試合前には桑田コーチと談笑

セ・リーグ   中日3－9巨人 （ 2022年9月23日    バンテリンD ）

＜中・巨＞9回、現役最後の打席を終えた福留は立浪監督の出迎えを受ける（撮影・沢田　明徳）
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　引退試合に臨んだ中日・福留孝介外野手（45）に対して、日米から動画メッセージが寄せられた。太平洋をまたいで活躍した福留らしい光景でもあった。

　引退セレモニーの冒頭では、2008年から11年途中まで所属した米大リーグ・カブスからとして元阪神のマートン氏や鈴木誠也の惜別メッセージが流れた。また5月に立浪監督の激励も兼ねて始球式に登場したPL学園の元監督で、甲子園春夏通算58勝（10敗）、通算6度の優勝を成し遂げた中村順司氏も登場。他にもWBCメンバーとして親交のある日本ハム・稲葉GM、元ソフトバンクの川崎宗則、阪神からは藤川球児氏、鳥谷敬氏、21日に引退試合に臨んだ糸井嘉男からも続々とメッセージが届いた。

　PL学園では世代No・1打者として甲子園を沸かせ、中日では3度のリーグ優勝に貢献。02年には打率・343で初の首位打者を獲得し、この年2冠王で同・334の松井秀喜（巨人）の3冠王を阻んだ。06年の第1回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）では準決勝の韓国戦で代打決勝2ランを放ち世界一に貢献するなど、ここぞでの勝負強さは際だった。

　また、試合前にはPL学園の先輩でもある巨人・桑田投手コーチ、立浪監督と談笑する一幕もあった。