DeNA浜口 チームを3年ぶりCS進出導く8勝目 3度の中断乗り越え、村上を3打席封じる

[ 2022年9月23日 22:20 ]

セ・リーグ   DeNA8─6ヤクルト ( 2022年9月23日    神宮 )

<ヤ・D>ヒーローインタビューを終えガッツポーズの浜口(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 DeNAの浜口遥大投手(27)は23日のヤクルト戦に先発し、8回4安打1失点で8勝目を挙げた。この日、4位の広島が阪神に敗れたため、3位以内が確定。3年ぶりのクライマックスシリーズ(CS)進出が決まった。

 「こういう天候でなかなか長い試合になりましたけど、とにかく勝てて良かったなと思います。自分のやるべきことをしっかりして、絶対に勝つんだという気持ちでそれだけを持って臨みました」とヒーローインタビューで笑顔をのぞかせた浜口。4回裏終了時と、5回表攻撃中、さらに8回裏の守備中に3度の中断をはさんだ雨中決戦。その中でも集中力を切らさなかった。序盤の大量援護も受け、緩急を使って的を絞らせない。4回にキブレハンにソロを浴びたが、無四球の安定感でチームに流れを運び「野手の方が序盤から点を取ってくれたので、とにかく自分はストライクゾーンでどんどん勝負していくだけだと思ってそれが良いピッチングになって良かったなと思います」と語った。

 注目の村上に対しても、2回は内角直球で空振り三振。4回、6回はともに二ゴロに打ち取った。

 CS進出が決まったが、まだ数字上は逆転優勝の可能性はある。浜口は「雨の中、何度も中断がありましたけど、DeNAファンの皆さん、ヤクルトファンの皆さんも、最後まで球場に残って良い試合を作ってくれたと思うので、また明日、明後日とこのカード続きますので熱い試合を出来るように、みんなで一丸となってやって行きたいと思います」と力強く語った。

続きを表示

この記事のフォト

2022年9月23日のニュース