ヤンキース・ジャッジ 3度目の四球に本拠地騒然、大ブーイング ア・リーグタイ61号“お預け”

[ 2022年9月23日 10:35 ]

ア・リーグ   ヤンキース5―4レッドソックス ( 2022年9月22日    ニューヨーク )

<ヤンキース・レッドソックス>初回無死からストレートの四球で出塁するジャッジ(AP)
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 ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(30)は22日(日本時間23日)、本拠地ヤンキースタジアムでのレッドソックス戦に「1番・右翼」でスタメン出場。初回、先頭打者として打席に入ったが、ストレートの四球、3回1死の第2打席も四球で球場はブーイング。第3打席は空振り三振に倒れたが、第4打席も四球で球場は再び大ブーイングに包まれて騒然となった。第5打席は中飛で、ロジャー・マリスに並ぶア・リーグタイ記録の61号はお預けとなった。ヤ軍は延長10回にドナルドソンの左前適時打でサヨナラ勝ちし、プレーオフ進出を決めた。

 ジャッジは、なかなか勝負してもらえなかった。初回無死の第1打席、レ軍のワカの投球は外角や低めに大きく外れてストレートの四球。ロジャー・マリス(ヤンキース)が1961年に樹立したア・リーグ記録に並ぶ61本塁打を期待していた本拠地のファンからは大ブーイングがわき起こった。3回1死の第2打席はストライク投球はあったものの、フルカウントからワンバウンドのボールで四球となり、再び球場は大ブーイング。5回1死一、二塁の第3打席は空振り三振で、右腕シュライバーと対戦した7回無死二塁の第4打席も3ボール1ストライクからの5球目は外角に大きく外れて四球となり、ヤンキーススタジアムにはまたもブーイングがこだました。右腕バーンズと対戦した同点の9回1死の第5打席は中飛だった。

 ジャッジは前日21日(同22日)のパイレーツ戦では「1番・右翼」でスタメン出場し、本塁打こそ出なかったものの、4打数2安打で、打率を・317に上昇させ、打撃3部門のトップをキープしている。

 MVPを争うエンゼルスの大谷はこの日、代打で出場し、右翼線二塁打を放って1打数1安打で、通算成績は、投手は25試合で13勝8敗、防御率2・43。打者は145試合で535打数145安打、打率・271、34本塁打、89打点、11盗塁。あす23日(同24日)のツインズ戦に先発登板予定で、メジャー初の規定投球回到達まで残り14イニングとしている。

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