中日 レジェンド福留を白星で送り出せず…投手陣が火だるま、本拠地の竜党もため息充満

[ 2022年9月23日 21:37 ]

セ・リーグ   中日3-9巨人 ( 2022年9月23日    バンテリンD )

<中・巨>4回、交代を告げられ、マウンドで汗を拭う上田(撮影・椎名 航)
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 中日は23日、福留孝介外野手(45)の引退試合となった巨人戦を勝利で飾れなかった。

 先発の上田が2回に、吉川、坂本の適時打で3点を失うと、4回途中、79球で無念の3失点降板(自責点2)。5回には2番手・藤嶋が中田に追撃弾を許して、リードを広げられた。さらに6回、3番手の祖父江が、先頭の7番・ウォーカーから9番の投手・井上まで3連打(井上は送りバントが内野安打に)を浴びると、吉川に2点適時二塁打、坂本にも適時打を許し、結局5連打で1死も奪えずに降板。この回5失点で本拠地の竜党もため息まじりとなった。

 打線は6回にビシエドの13号ソロなどで2点を返すのがやっと。福留は9回の守備から登場し、打席では二飛に終わったが、ベンチに戻る際には万雷の拍手が巻き起こり、ベンチ前では立浪監督と抱き合って感慨にふけった。

 試合終了後には、原監督からも花束が贈呈された。

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