巨人・坂本勇人が178度目猛打賞で福本&松井稼の歴代5位記録に並ぶ 現役最多2201安打

[ 2022年9月23日 20:14 ]

セ・リーグ   巨人―中日 ( 2022年9月23日    バンテリンD )

<中・巨>2回、適時打を放った坂本は一塁でガッツポーズ(撮影・沢田 明徳)
Photo By スポニチ

 巨人の坂本勇人内野手(33)が中日戦(バンテリンD)で6回までに3安打を放ち、8試合ぶり今季7度目の猛打賞をマーク。通算178度目となる猛打賞で福本豊(阪急)、松井稼頭央(西武)の持つ歴代5位記録に並んだ。歴代4位は野村克也(西武)の180度で、NPB最多は張本勲(ロッテ)の251度。

 「2番・遊撃」で先発出場。初回1死走者なしで入った第1打席で相手先発左腕・上田の外角低め140キロ直球を中前打すると、2回の第2打席では吉川の二塁打で1点先制してなおも1死二、三塁で上田の外角チェンジアップを右前適時打。三走・大城を2点目のホームへと迎え入れた。

 そして、4―1で迎えた6回だった。この回から登板した相手3番手右腕・祖父江からウォーカー、大城、井上の3連打で無死満塁。吉川の右前打を鵜飼が目測を誤って二塁打とする間に2点が加わり、6―1でなおも無死二、三塁とチャンスが続いた。ここで第4打席に入った坂本。祖父江が2ボール2ストライクから投じた6球目、外角スライダーを中前適時打とし、猛打賞達成となった。

 6日のDeNA戦(東京D)でヤクルトの内川聖一内野手(40)に並んで現役最多タイとなる2185安打目をマーク。8日の同戦で現役単独トップの2186安打目を含む2安打で勝利に貢献した。試合前までに2198安打としていたが、この日の3安打を加えて通算2201安打となった。

 坂本は10試合ぶりに“定位置”の「2番・遊撃」に入って先発した11日の広島戦(マツダ)で6回までに3安打。7月3日の広島戦(マツダ)以来70日ぶりとなる猛打賞を決めており、今回はそれ以来8試合ぶり今季7度目の猛打賞となる。

 ▼坂本 偉大な先輩方と並べて光栄です。これからも大事な試合が続くのでチームの勝利のために全力を尽くして頑張ります。

 【通算猛打賞10傑】
 (1)張本  勲(ロッテ)251度
 (2)川上 哲治(巨 人)194度
(3)長嶋 茂雄(巨 人)186度
(4)野村 克也(西 武)180度
(5)福本  豊(阪 急)178度
(5)松井稼頭央(西 武)178度
(5)坂本 勇人(巨 人)178度
(8)立浪 和義(中 日)175度
(9)王  貞治(巨 人)171度
(10)広瀬 叔功(南 海)169度
※所属は最終、現役は坂本のみ

続きを表示

2022年9月23日のニュース