フタバ産業 初全国制覇!二村 1失点完投でMVP 豊田主将「凄く自信に」

[ 2022年9月23日 05:00 ]

柴田監督を胴上げするフタバ産業ナイン                               
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 スポニチ主催天皇賜杯第77回全日本軟式野球大会ENEOSトーナメント最終日は22日、さがみどりの森球場で決勝が行われ、フタバ産業(愛知東)が3―1でAKIRA(千葉)を下し、2度目の出場で初優勝を果たした。最優秀選手賞には、決勝で1失点完投したフタバ産業の二村勘太投手(23)が選ばれた。

 フタバ産業はベスト8だった19年以来2度目の出場で全国を制した。3回1死一、三塁で決勝のセーフティースクイズを決めた豊田主将は「優勝、優勝と口にしてきましたが、正直ここまでやれるとは思っていなかった。凄く自信になる」と自身の野球人生初の全国優勝を喜んだ。愛知県勢としては17年の和合病院(愛知西)以来の天皇賜杯獲得。柴田亮輔監督は「投手陣が6人いて(準決勝までの)3日間で5試合という日程が有利に働いた」と台風の影響による順延も味方につけた。

 ▼AKIRA・久保田勇真監督 好投手相手に球数を投げさせられず、完投を許してしまった。先制はできたが、3回を最少失点で切り抜けられなかったことが響いた。

 ◇表彰選手◇ ▽最優秀選手賞 二村 勘太(フタバ産業)▽優秀選手賞 白井 俊幸(フタバ産業) ▽敢闘賞 藤井 一輝(AKIRA)

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2022年9月23日のニュース