巨人・原監督 大勢30セーブに超ご機嫌「我々の方が心拍数が上がっているかも、ははははは」

[ 2022年8月26日 21:55 ]

セ・リーグ   巨人4―3広島 ( 2022年8月26日    マツダ )

<広・巨>30セーブ目をあげた大勢を迎える原監督(右) (撮影・奥 調)
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 巨人は小林の3カ月&41打席ぶり安打をきっかけに勝ち越し、2カード連続となる初戦白星。借金を5に減らした。

 3―3で迎えた7回、先頭の小林が相手2番手左腕・森浦の代わりバナを叩いて左前打。小林は4回の第2打席で球団野手ワースト2位となる40打席連続ノーヒットを記録していたが、1001日ぶりマルチ安打をマークした5月27日の日本ハム戦(札幌D)以来91日&41打席ぶり安打で出塁した。安どの笑みを浮かべる小林に代走・重信。代打・湯浅の犠打で1死二塁とした後、1年ぶりにスタメン1番へ起用されたウィーラーが左前適時打を放って勝ち越し、これが決勝点となった。守護神の大勢は史上4人目となる新人30セーブをマークしている。

 試合後、原辰徳監督(64)との一問一答は以下の通り。

 ――最後はしびれる展開だったが、大勢がきっちり締めた

 「きっちりだな、0点だからな。0点だから」

 ――新人では史上4人目の30セーブ。あれだけ1年間コンディションを保つのは大変

 「まあまあ、1年間たったわけじゃないけどね。ただ、常に、何ていうんでしょうね、非常にこう、いい精神状態というか、いい脈拍の中でさ、放ってますね。高ぶることなく、ある程度の脈拍を持ちながらね、素晴らしいと思いますね。持って生まれたのか、あるいは22年間の間で築きあげたのかね。そこはもう、だいたい、脈拍が上がったり下がったりするのが常だけれども、そこは大したもんだなというね、見習うべきところはありますね。我々の方が心拍数が上がっているかも、ははははは(笑い)」

 ―――開幕時より成長している点は

 「みんながマークしているわけですから、これからさらに厳しい戦いにはなると思いますよ。それでも、そこを、堂々と立ち向かっている、挑戦している姿というのはね、非常にいいと思います」

 ――7回の勝ち越しはそれぞれが仕事をしたいい点数

 「そうですね。まあ、あそこの、ボークを誘った増田大輝の走塁ね、あそこを何とかやっぱり、一番うちの信頼するバッターですから、誰も打てなかったかもしれないけども、なんとか振りにいってほしいというのはあるね」

 ――山崎伊はどうだったか

 「どうでしょうかね。少しずっと続けて中6日ぐらいできているでしょ?そのへんで、少し疲れはあるのかなというのはあるけどね。まあそれでも、そこそこゲームはつくっているというところにね、成長の跡はあると思いますよ」

 ――6回から中継ぎ陣が無失点でつないだ

 「そうですね。特に鍵谷があそこでスパッといったというのが大きいと思いますね。バトンを高梨に、平内に、というね」

 ――1番・ウィーラーの狙い、期待

 「いろんな意味で起爆剤になるというところをね、やっぱり期待をしましたね。ハッスルマンだから」

 ――吉川は状態を見て

 「そうですね。今日はスターティングメンバーから外したというところですね」

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2022年8月26日のニュース