イチロー氏、今年も高校野球女子選抜と対戦 11月3日「この試合は真剣勝負」 BSTBSが生中継

[ 2022年8月26日 15:00 ]

東京ドームで高校野球女子選抜チームとの真剣勝負を誓うイチロー氏(C)BSTBS
Photo By スポニチ

 BSTBSが11月3日(後1・00)に行われるマリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏(48)が率いる草野球チーム「KOBE CHIBEN」と高校野球女子選抜との特別試合を生放送することを26日に発表した。

 昨年12月、ほっと神戸で女子高校野球選抜と対戦し、「9番・投手」でフル出場したイチロー氏。打席では3打数無安打も、投手では9回で147球を投げ4安打、17奪三振の完封で1―0勝利に導いた。足がつっても続投し、女子高校生にも真剣勝負。野球への情熱を胸に、将来の女子野球を支える代表候補たちに正面から向き合った。

 今年も先発を予定しているイチロー氏は、この戦いのために日本、アメリカでトレーニングを継続している。BSTBSでは、イチロー氏が率いる草野球チーム「KOBE CHIBEN」と高校野球女子選抜チームが行うレジェンドマッチの模様を生中継することが決定した。

 さらに、イチロー自身が語る野球界の話、アマチュア野球へかける思いを吐露するインタビューも放送される。イチローはインタビューの中で「この試合は真剣勝負です」と断言しており、野球ファン必見の試合となる。

 イチロー氏は昨年12月18日に行われた試合では「9番・投手」で先発出場。気温6度と冷え込む中、息を手に吹きかけながらテンポの良い投球を見せた。最速135キロを軸に、スライダー、ツーシームも交えて、4安打17奪三振完封。相手の4番・神野百花(福知山成美)には2打席連続で死球を当て、帽子を取って深々と頭を下げるシーンもあった。100球を越えた終盤は左足を叩く仕草を見せ、8回には足がつった。膝に手をついて険しい表情を浮かべ、一時プレーはストップしたが、9回147球を投げ抜いた。

続きを表示

この記事のフォト

2022年8月26日のニュース