まさに村神様!1人で決めた!0―2から35号、36号で延長戦 最後は自身初3打席連発37号2ラン!

[ 2022年7月31日 21:42 ]

セ・リーグ   ヤクルト4―2阪神 ( 2022年7月31日    甲子園 )

<神・ヤ>11回2死一塁、村上は勝ち越しの2点本塁打を放つ(撮影・平嶋 理子)
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 ヤクルトが主砲・村上宗隆内野手(22)の衝撃的な3打席連続アーチで阪神との延長戦を制し、連敗を2でストップ。最大28から20まで減らしていた貯金を21とし、2位・阪神とのゲーム差を再び2桁の10とした。

 0―2の劣勢から村上がバット1本で1点差とし、追いつき、最後は勝ち越して勝ち切った。

 まずは0―2で迎えた7回だ。先頭打者として第3打席に入った村上が“対村上用”に出てきた2番手左腕・渡辺の外角高めスライダーを捉えて左翼スタンド中段へ35号ソロを放ち、1点差。1―2で迎えた9回には、1死から村上が今季ここまで1本も本塁打を打たれていない左腕守護神・岩崎の内角高め141キロ直球を今度は右翼スタンドへ叩き込んで2―2の同点とし、延長戦に持ち込んだ。

 そして、延長10回の1死二塁というピンチを無失点でしのいで迎えた11回だった。1死から青木が三振するも相手の捕逸で振り逃げとなり、一塁へ。奥村が倒れて2死一塁となったが、ここで打席に入ったのが村上だった。そして、相手7番手右腕・石井が2ボールから投じた3球目、真ん中高めのナックルカーブを左翼スタンドへ叩き込んだ。3打席連発となる勝ち越しの37号2ラン。村上は今季8度目のマルチ弾で、1試合3発は自身初。さすがに感情を爆発させた主砲の3発がコロナ禍に見舞われたヤクルトに大きな1勝をもたらした。

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