夏の甲子園 49代表出そろう 春夏通じて初出場は異例のゼロ、“夏初”は4校

[ 2022年7月31日 12:20 ]

甲子園球場
Photo By スポニチ

 第104回全国高校野球選手権(6日から17日間、甲子園)の地方大会は31日、西東京大会で決勝が行われ、日大三が6―2で東海大菅生を下し、4年ぶり18度目の甲子園大会(8月6日から17日間、甲子園)出場を決めた。これで全49代表が出そろった。

 49校は、仙台育英(宮城)、横浜(神奈川)、大阪桐蔭(大阪)、智弁和歌山(和歌山)、明徳義塾(高知)、鹿児島実(鹿児島)、興南(沖縄)など常連校、名門校がずらり。春夏連続出場は12校で、聖光学院(福島)、明秀日立(茨城)、二松学舎大付(東東京)、山梨学院(山梨)、星稜(石川)、敦賀気比(福井)、日大三島(静岡)、大阪桐蔭、天理(奈良)、鳴門(徳島)、九州国際大付(福岡)、有田工(佐賀)。連続出場の最多は、敦賀気比の5季連続、次いで大阪桐蔭の4季連続となっている。48年ぶり出場の盈進(広島)など久々の出場校もあるが、春夏通じて初めての甲子園切符を勝ち取ったチームは1校もない“異例”の夏となった。

 地方大会の決勝では、11校が初の聖地を目指したが、ことごとく高い壁にはね返された。旭川東(北北海道)、秋田南(秋田)、聖和学園(宮城)、帝京長岡(新潟)、帝京大可児(岐阜)、立命館守山(滋賀)、生駒(奈良)、倉吉総合産(鳥取)、飯南(島根)、尾道(広島)、神埼清明(佐賀)が、あと1勝というところで、過去に甲子園を経験してるチームに敗れた。

 ちなみに夏の甲子園に限っての初出場は、札幌大谷(南北海道、2019年選抜出場)、明秀日立(茨城、2018、2022年選抜出場)、社(兵庫、2004年選抜出場)、帝京五(愛媛、1969年、2017年選抜出場)の4校。

続きを表示

2022年7月31日のニュース