大谷翔平 大チャンスで今季10度目申告敬遠…両リーグトップ 1点差に迫った8回 球場大ブーイング

[ 2022年7月31日 12:59 ]

ア・リーグ   エンゼルスーレンジャーズ ( 2022年7月30日    アナハイム )

 <エンゼルス・レンジャーズ>3回、大谷は逆転3ランを放つ(撮影・大森 寛明)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が30日(日本時間31日)、本拠地アナハイムで行われたレンジャーズ戦に「1番・DH」で先発出場。1点差に迫った8回、2死二塁から第5打席を迎えたが、両リーグトップ10度目の申告敬遠となった。

 第1打席は左飛、第2打席では4試合ぶり22号本塁打を放った。2点を追う3回無死一、二塁から、レ軍先発で今季4勝7敗、防御率5.37の右腕オットーが投じた2球目、内寄りに来たチェンジアップをフルスイングして中越えへ逆転3ラン。26日(同27日)ロイヤルズ戦以来の一発となった。飛距離は424フィート(約129・2メートル)、打球速度は108マイル(約174・3キロ)、角度は33度。第3、第4打席はともに中飛だった。

 3点を追う8回、フレッチャーの左翼線適時二塁打で1点差に迫った。1死二塁から代打・スズキが空振り三振に倒れると、大谷に打席がまわったが、相手は申告敬遠を選択。球場からはブーイングが起きた。それでも暴投で同点に追いつくと、レンヒーフォの右越え適時二塁打で勝ち越した。

 前日の同カードでは「2番・DH」で先発出場。4打数無安打に終わり、チームも2-7で敗れて連敗を喫した。借金は今季ワーストタイの16となった。エンゼルス打線はフレッチャーが今季初めて1番に座り、大谷と1、2番を組んだ。球宴にも出場した左腕ペレスとの対決では第1打席は遊ゴロ、第2打席は空振り三振、第3打席は左飛。2番手の左腕・ムーアに対して、第4打席は遊ゴロに倒れていた。

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