巨人、31日DeNA戦も延期…内野手11人復帰も「筋力が公式戦に出場できる水準に戻るには数日かかる」

[ 2022年7月31日 05:30 ]

試合中止を知らせる横浜スタジアムの掲示(撮影・島崎忠彦)
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 巨人は30日、31日に横浜スタジアムで予定されていたDeNA戦の延期を発表した。新型コロナウイルス集団感染の影響でチーム編成が難しく、DeNA側に申し入れ、12球団による持ち回りの臨時実行委員会で了承された。

 巨人では23日までの5日間に支配下登録選手の38人が陽性判定を受け、前半戦最後の22~24日、さらに後半戦の29、30日の試合が延期となっていた。隔離期間を終えた選手は順次、個別練習を再開しているが、本来必要な4人の内野手のうち、試合出場が可能な選手は3人しかいない状況だった。27~29日に隔離期間を終えた計11人の内野手については、コンディションが戻らなかったという。

 球団は、11人のうち最も早く27日に復帰した3人についても「筋力が公式戦に出場できる水準に戻るにはまだ数日かかり、このまま31日の試合に出場させた場合、大きな故障につながりかねない」と説明。ベンチ入りが不可能と判断した。今後に向けては「試合挙行に必要な最低限の選手数がそろった時点で、すみやかに公式戦に臨むことにいたします」とした。20日のヤクルト戦を最後に試合ができていないが、当面は8月2日からの阪神3連戦(東京ドーム)での再開を目指し、調整を進める。

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2022年7月31日のニュース