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日体大・矢沢 「第2の大谷」だ!今秋ドラフトで投手でも野手でも1位を

[ 2022年1月1日 05:30 ]

「投手でドラ1。野手でもドラ1」を掲げた日体大・矢沢(撮影・河野 光希)
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 2022年のアマチュア球界の主役は俺たちだ!今秋のドラフト戦線を騒がせる有望株をいち早く紹介。日体大の矢沢宏太投手(3年)は大学球界の「リアル二刀流」として注目度が急上昇中だ。昨年は首都大学リーグ戦に続き、12月に行われた大学日本代表候補選手強化合宿でも投打で躍動。「第2の大谷」はドラフト1位でのプロ入りを誓った。

 大谷が日本ハム、そしてエンゼルスでも切り開いた「リアル二刀流」の道に矢沢が続く。正月も休むことなく実家のある町田市のジムで汗を流している最速150キロの二刀流左腕は「投手と野手、どちらもドラフト1位のレベルを目指したい」と新年の誓いを語った。

 昨春から「4番・投手」で本格的な二刀流をスタート。秋季リーグ戦は投手として7試合に登板し、3勝2敗で防御率2・00の成績を残した。54回を投げて50奪三振で投手でベストナインに選出。野手では6試合に出場し0本塁打ながら打率・300を記録した。「可能性を一つに絞るのは良くない」と二兎(にと)を追わせた古城隆利監督を「投打の中心だった。完投する力を持ったことはうれしい誤算」と驚かせた。

 身長1メートル73の矢沢は大谷と同様「スピードタイプ」の二刀流だ。昨年12月に松山で行われた大学日本代表候補合宿では機械測定の50メートル走で参加選手最速の5秒8を叩き出し「1番を取れて良かった。走塁も守備もトップレベルを目指しています」と胸を張った。大学トップ選手相手の紅白戦では外野手で出場して4打数1安打で投手では2回を完全投球で3奪三振。視察した巨人・水野雄仁スカウト部長も「みなさんの夢を見守っていきたい」と期待を寄せていた。

 昨年は二刀流で9勝&46本塁打を記録してメジャーも席巻した大谷。矢沢は「それ(大谷の日米での活躍)がなかったら(二刀流を)やる選択肢がなかった」と感謝する。偉大な二刀流の背中はまだまだ遠いが、追い掛ける覚悟だ。(柳内 遼平)

 ◇矢沢 宏太(やざわ・こうた)2000年(平12)8月2日生まれ、東京都町田市出身の21歳。藤嶺藤沢(神奈川)では甲子園出場なし。日体大では1年春から外野手で出場し、1年秋から投手として登板。リーグ通算成績は野手として31試合で打率.276、3本塁打、14打点、4盗塁。投手として15試合で7勝4敗、防御率1.59。1メートル73、70キロ。左投げ左打ち。

 ≪「打てる捕手」横浜隼人・前嶋 甲子園へけん引≫昨秋の明治神宮大会で優勝した大阪桐蔭の松尾汐恩(2年)ら、今年の高校生には「打てる捕手」がそろう。二塁送球タイム1・9秒台の横浜隼人・前嶋藍(2年)は「キャッチング、ブロッキングはもちろん、打撃面でもまだまだレベルを上げていきたい」と、冬場は基本練習を繰り返している。09年夏以来の甲子園出場に向け「キャプテンとして勝てるチームにしたい」と意気込んだ。

 ≪上位候補151キロ右腕の専大・菊地 1部昇格&プロ必ず≫東都2部リーグにはドラフト候補に挙がる投手が豊作。中でも専大の151キロ右腕・菊地は上位候補。「大学に入った時からプロに行けるように考えてきた。まだまだ足りないものが多いので、変化球の精度、真っすぐの強さも伸ばしていきたい」と話す。昨秋は左脇腹を痛め離脱したが、現在は不安はない。チームの1部昇格とプロ入りを目標に掲げている。

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