阪神の怪物がたてた新年の誓い「甲子園でサヨナラ弾打ちたい」「三振減らして四球増やす」佐藤輝に聞く

[ 2022年1月1日 05:30 ]

寅年での大暴れを誓う佐藤輝

 【佐藤輝に聞く】

 ――来季個人として成し遂げたいこと。
 「やってみたいことで言えば、やっぱりサヨナラホームランとかですね。甲子園の。大山さんとか打ってたんで、すごいなって思いました」

 ――興奮した試合は?
 「いっぱいありますけど、甲子園でサヨナラした試合とか。覚えてるのでいうと、仙台ですかね(注・6月13日楽天戦。8回に追いつかれるも、9回2死から勝ち越して勝利)。逆転して勝った試合とか」

 ――7月12日DeNA戦ではサヨナラ打の大山に抱きついたが、次は逆の立場に。
 「そうですね。そっち側の人間になれるように頑張って打ちたいと思います」

 ――大山の存在は。
 「ああいうプレーの姿勢というか、なかなかまねできるもんじゃないと思うので、見習ってやっていきたいと思っています」

 ――新人が入ってきて先輩になる。
 「ライバルでもあるので、お互い切磋琢磨(せっさたくま)しながらやっていけたらいいんじゃないかなと思います」

 ――佐藤輝に話を聞きたいという後輩が多い。
 「もちろんそれはウェルカムですけど、僕に聞くよりもっとすごい人、近本さんとかに聞いてくれたらいいんじゃないですか(笑い)」

 ――昨季はリーグワーストの173三振を記録。三振数への意識。
 「三振を減らすのもそうですけど、フォアボールも増やしたい。めちゃくちゃ少なかったんで、そっちですかね(四球数は25個だった)」

 ――60打席ぶりの安打で泣いていた。
 「それはなんかたまに言われるんですけど、別に泣いてないです。(泣いたふり?)そうですね、泣けってなったんで。ちょっと泣きに(いった)。泣いてんじゃん!みたいになって。その時はすごいうれしかったですね。泣くまではいかなかったですけど、すごいうれしかったです」

 ――優勝したら泣く?笑う?
 「分かんないですね、それはその時になってみないと」

 ――勝って泣くタイプか。
 「泣かないタイプですね。勝って泣いたことは今までないです。勝って泣けるぐらい頑張りたいと思います」

 ――お年玉の思い出。
 「母親に回収されてたんで(笑い)。(貯めることもなく?)いや、もう回収されてたんで、僕が自分で貯めるってことはありませんでした(笑い)」

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2022年1月1日のニュース