斎藤佑樹氏 引退試合で恩師・栗山監督に掛けられた言葉「そんな素晴らしい言葉を言える人に僕もなりたい」

[ 2021年12月30日 12:19 ]

現役を引退した日本ハムの斎藤佑樹氏
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 今季限りで現役引退した前日本ハムの斎藤佑樹氏(33)が29日、TBS系列「ネンイチ!」(水曜後11・40)にVTR出演。今季限りで日本ハムの監督を退任する栗山英樹氏(60)について語る場面があった。

 今年を振り返って、グッときた瞬間については「最後の引退試合で投手交代して、ベンチに帰ってきて栗山監督に声を掛けられた時ですね」と告白。栗山氏に言葉を掛けられた時には、大粒の涙を流す場面もあった斎藤氏。「栗山監督にはずっとその日だけではなくずっと『結果が出なくても、前を向く。がむしゃらにやっている姿を見せる責任がある』と言われてきて…」と思い返した。

 輝かしい学生時代とは異なり、ケガに苦しみ思うような結果が出なかったプロ生活。しかし、栗山氏からは最後に「ファンの皆さんが喜んでくれたのを見て、俺は嬉しかった。佑樹が11年間みせてきた姿のこれが結果だ。かっこよかったぞ」と声を掛けられたという。当時を振り返って、斎藤氏は「最後にそうやって言われたのはすごく嬉しかったですね」としみじみ。最後には「そんな素晴らしい言葉を言える人に僕もなりたいなと思いましたね」と口にした。

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2021年12月30日のニュース