12球団Jrトーナメント ソフトバンクJr島尻、2打席連発&大会新の3戦連発!惜敗も「楽しかった」

[ 2021年12月30日 12:37 ]

NPB12球団ジュニアトーナメント・準決勝   中日Jr11―7ソフトバンクJr ( 2021年12月30日    神宮 )

大会記録の3試合連続本塁打を放ったソフトバンクJr・島尻(左)と中島主将
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 大会6年ぶりの決勝進出こそ逃がしたが、全力を出し切った。6、7回に3点ずつ奪ってタイブレークへ。8回に中日Jr・小久保颯弥(そうや)の満塁弾で力尽きたが、石垣島生まれの島尻琳正(りんせい)捕手は攻守でチームを引っ張った。

 4回に左越えソロ、6回には右中間3ランで大会記録の3試合連発を達成。3点を追う7回2死一、二塁でも右翼線適時二塁打を放つと、同点のホームを駆け抜けた。「自分に回ってこい、回ってこいと思ってました。つなぐ打撃が出来た」と少しだけ胸を張った。
 将来の夢はプロ野球からメジャー入り。あこがれは巨人・坂本勇人内野手(33)に、MLBロイヤルズのサルバトール・ペレス捕手(31)だ。いずれも強肩強打のスーパースターながら島尻も小学6年で50メートル7秒2、遠投85メートルと素質は十分ある。
 「楽しかったし、実力もついたと思う。今度はプロ野球選手として神宮で1試合2本のホームランを打ちたい」。試合後こそ気落ちしていたが、笑顔で仲間の輪に加わった。
 

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2021年12月30日のニュース