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西武へ移籍、日本ハム・平沼という男 攻守両面さらなるレベルアップへ新天地での活躍期待

[ 2021年8月12日 11:51 ]

西武に移籍する平沼
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 日本ハムの公文克彦投手(29)、平沼翔太内野手(23)と西武の木村文紀外野手(32)、佐藤龍世内野手(24)の2対2のトレードが12日、両球団から発表された。

 平沼は人懐っこい笑顔が魅力のナイスガイだ。エースで4番として15年センバツを制し、日本ハムからドラフト4位指名されたその年の秋。記者は当時大リーグ担当だったが、日本ハム担当の手伝いとして福井県敦賀市内の敦賀気比高で平沼の指名あいさつを取材した。18年に日本ハム担当になった後、「指名あいさつの時に取材していたんだよね」と話すと「そうだったんですか。懐かしいですね。あの時は若かったな」と笑顔で返してくれた。

 19年にプロ初本塁打を放つなど、自己最多73試合に出場し、打率・236。20年も52試合の出場ながら遊撃や三塁で先発出場の機会をつかみ、打率・228ながら打力を期待されて首脳陣の評価も高かった。毎オフに鹿児島・徳之島で行われる近藤との合同自主トレに参加。感覚だけに頼らず、考えて打つ近藤イズムをたたき込まれてきた。

 内野手としての経験が浅く、守備は発展途上だ。昨年9月16日のソフトバンク戦(札幌ドーム)では自らの失策が一因となって自力優勝が消滅。試合後にベンチで涙した熱い一面もある。西武で出場機会をつかみ取るには、攻守両面でのさらなるレベルアップが求められる。

 昨オフの日本ハムのファンフェスティバルでは見事な歌唱力を披露してMVPを獲得。「野球で結果を残す前に、ファンフェスで結果を残してしまった。この勢いで頑張れたらいいなと思います」と苦笑いしながら決意を語っていただけに、新天地での活躍に期待したい。(日本ハム担当・東尾 洋樹)

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