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阪神・岩崎“スアレス代役守護神”へ決意表明「短い期間だと思いますけど、しっかり仕事したい」

[ 2021年8月12日 05:30 ]

キャッチボールする岩崎
Photo By 代表撮影

 東京五輪に出場した阪神・岩崎優投手(30)が11日、青柳晃洋投手(27)とともに鳴尾浜球場での投手練習に合流した。侍ジャパンの金メダルに貢献した左腕は、今度は猛虎のリーグ優勝に力を尽くす決意を改めて表明。手始めとして後半戦開幕からスアレスの“代役守護神”として、チームの勝利を締めくくる意気込みを見せた。

 しびれる戦いを最高の形で終え、さらに頼もしくなって岩崎が帰ってきた。青柳とともに、鳴尾浜球場のグラウンドに姿を見せると、他の投手陣やスタッフから祝福の拍手が起こる。もっとも、左腕自身は、金メダルの余韻にひたることなく、次の大目標へと視線を向けた。

 「たくさんの人が喜んでくれたので、そういうのはうれしかったです。もちろん“チームに戻っても”という声をたくさんもらうので。今度はこっちで、チームの優勝に向けてしっかり力を出せるようにやっていきたいなと思います」

 久々に合流した阪神では、いきなり重責を担うことになる。前半戦後に一時帰国したスアレスは、この日の投手練習にも参加したものの、調整途上。13日の後半戦初戦には間に合わない。前半戦でリーグダントツの25セーブを挙げた絶対的守護神の不在の間、矢野監督から代役に指名された。

 「スアレスが戻って来るまでだと思うので、“スアレスがいないから”というふうにならないように。短い期間だと思いますけど、しっかり仕事したい。五輪と比べてリーグ戦の9回は軽いかと言われたら、そんなことはもちろんない。しっかり任されたところを、というのはいつも変わらないので」

 抑えは昨季もスアレスの休養日に経験し、2セーブを記録。五輪の決勝・米国戦で、1―0の8回無死一塁の厳しい場面でも普段通りの投球で打者3人で打ち取ったマウンド度胸は、適性十分だ。もっとも、どんな重責であろうと必要以上に気負わないのも岩崎の魅力。「一試合一試合、大事にやっていって、勝利に貢献したいと思います」と、地に足がついている。この日はキャッチボールなどで軽めに調整し、態勢を整えた。

 一つ一つの白星が、優勝を近づけていく後半戦。期間限定でも、与えられた仕事はやりがいたっぷりだ。勝利を締めくくり、決めセリフの「0点で抑えることができて良かったです」を連発してくれることに期待したい。(山添 晴治)

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