2年ぶり甲子園開会式 山崎育三郎がトレンド入り 大会歌独唱 ネット上「泣けた」「エール思い出す」

[ 2021年8月10日 09:14 ]

第103回全国高校野球選手権大会 ( 2021年8月10日    甲子園 )

<開会式>「栄冠は君に輝く」を独唱する山崎育三郎(撮影・成瀬 徹)
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 2年ぶりの開催となった第103回全国高校野球選手権大会が10日、甲子園球場で開幕した。

 開会式は全代表校が参加した。コロナ禍で入場行進は簡素化。例年は右翼から入場して球場内を1周するが、今回は当初から中堅に選手が並び、校名読み上げとともに本塁方向へ行進。その後、全校がそろって一斉行進する形式がとられた。今春センバツは大会第1日に出場する6校のみが行進した。

 中堅に整列した選手に向かう形で、大会歌「栄冠は君に輝く」を俳優で歌手の山崎育三郎が独唱した。通常の大会では吹奏楽とコーラスで1番のみが歌われ、独唱はされないが、全国への応援の意味も込められたものだという。フルコーラスを歌い上げ、ネット上では早速ツイッターでトレンド入りするなど大きな話題になった。

 山崎は昨年放送のNHK連続テレビ小説「エール」に出演。「栄冠…」を作曲した古関裕而さんをモデルに描いた同作で、主人公・裕一(窪田正孝)の幼なじみの佐藤久志役を演じ、作中でも同曲を歌唱していた。

 ネット上では「佐藤久志が再び甲子園の地に歌う 朝から歌声ひびく」「若い!高校生に見えちゃった」「沁みるエール思い出す」「エール思い出してなんか泣けてくる」「泣ける。めっちゃいい 美しい」「感動した!」などと声が続々と挙がった。

 市立西宮の出場校のプラカードを持つ式典誘導係も登場。選ばれた49人に国旗・大会旗11人、閉会式(表彰式)の4人。新型コロナウイルス感染者が出た場合などに備えた補欠合格者4人らが白い帽子をかぶり、開会式に臨んだ。

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