日本航空、16年ぶりに聖地で白星 1メートル88の左腕・バデルナが完封

[ 2021年8月10日 17:48 ]

第103回全国高校野球選手権大会 1回戦   日本航空4ー0東明館 ( 2021年8月10日    甲子園 )

<日本航空・東明館田> 日本航空先発・バデルナ(撮影・平嶋 理子) 
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 2年ぶりの開催となった第103回全国高校野球選手権大会の第1日は10日、甲子園球場で1回戦が行われた。第3試合は13年ぶり6度目出場の日本航空(山梨)が、初出場の東明館(佐賀)を4-0で破り、2005年以来16年ぶりとなる聖地での白星を挙げて、2回戦へ駒を進めた。

 中盤までは両チームの先発同士の投げ合い。均衡を破ったのは後攻の日本航空で6回裏、2本のヒットで作った2死一、三塁のチャンスにダブルスチールを敢行。三走の久次米が捕手のグラブをかいくぐり、先制点を奪取した。さらに8回にも3点を加え、そのまま逃げ切った。投げては1メートル88ある長身左腕・バデルナ(3年)が完封した。
 東明館は初回2回にいずれもランナーを二塁に進めながら、チャンスで1本が出なかったのが痛かった。8回途中まで力投した先発の2年生エース・今村を援護できなかった。

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