修徳、雷で2度中断後に劇的勝利 エース・床枝15奪三振10回完封 2年生4番・佐藤がサヨナラ満塁弾

[ 2021年7月30日 13:37 ]

全国高校野球選手権東東京大会 準々決勝   修徳4―0都小山台 ( 2021年7月30日    スリーボンド八王子 )

<修徳・小山台>スタンドにあいさつを終えてナインと抱き合う修徳・佐藤(撮影・篠原岳夫)
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 修徳がエースの快投と4番の劇弾でベスト4だ。

 0―0で延長戦へ突入した直後。試合途中から鳴り響いていた雷鳴が強くなり、都小山台の10回表の攻撃前に中断となった。8分後に再開されると、9回までに14三振を奪っていた修徳のエース・床枝魁斗(3年)の制球が乱れ、2四球で1死一、二塁。ここでまた雷のために18分間の中断となったが、この中断の間に床枝はしっかり修正し、再開後に空振り三振と遊ゴロで大きなピンチを脱した。

 その裏2死一、二塁から床枝の強い当たりの遊ゴロが敵失を誘って満塁となり、4番・佐藤大空(2年)が初球を左翼芝生席へサヨナラ満塁アーチ。床枝は「2日前(日大豊山との5回戦)で苦しい試合になってしまったけど、そこから修正してしっかり投げられたのはよかった。10回も(2度目の中断の間に)修正できた」と振り返り、佐藤は「スライダーをしっかり捉えられた」と笑顔だった。

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2021年7月30日のニュース