阪神・矢野監督、五輪期間で佐藤輝&中野鍛える!「リフレッシュより成長を」 両新人に練習優先指令

[ 2021年7月21日 05:30 ]

練習を見守る矢野監督(撮影・平嶋 理子)                   
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 五輪期間は成長期間! 阪神・矢野監督は初球宴を終えて再合流した新人の佐藤輝、中野に対し、五輪ブレーク中も成長期間と位置づけ、練習を優先させる方針を明かした。

 「新人やしリフレッシュを優先させるというのはないと思う。疲れがある中、どうするかっていうのも大事」

 1年目にして前半戦から主力として機能した。初めてのことばかりで、疲労が蓄積しているであろうことは想像に難くない。ただ一方、課題があることも明白。佐藤輝はさらなる打力向上が必要不可欠で、中野には守備力向上が求められる。疲労がある中、いかに課題と向き合うか。それが、本人たちの今後に生きるというわけだ。

 「シーズンに入っても競争は続く」。指揮官は常にチーム内競争を意識させており、新人も例外ではない。「リフレッシュ第一に考えるよりかは成長のために今何をやったらいいかを考えながらやっていこうかなと」。すべては選手の将来のためであり、勝利最優先のチームのため。後半戦へ向け、チーム力の底上げを徹底する。(山本 浩之)

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2021年7月21日のニュース