星稜が石川大会出場辞退 石川県高校野球連盟が発表 複数の野球部員がコロナ感染で

[ 2021年7月21日 19:25 ]

2回戦の鶴来戦に勝利し、スタンドにあいさつする星稜ナイン
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 石川県高校野球連盟は21日、春夏通算34回の甲子園出場を誇り、19年夏の甲子園で準優勝した星稜が夏の石川大会出場を辞退したと発表した。

 同高野連は「星稜高等学校野球部員に新型コロナウイルスへの感染者が複数人確認されたことを受け、本日、星稜高等学校校長より、第103回全国高等学校野球選手権石川大会への今後の試合出場を辞退する旨の申し出があり、明日(22日)の第2試合、遊学館高等学校との試合は、遊学館高等学校の不戦勝とします」と発表した。

 また、22日の準々決勝第1試合ならびに、準決勝、決勝については、予定通り実施する予定という。

 星稜は12日に行われた2回戦で鶴来に1-0で、18日に行われた3回戦では羽咋に5-4で勝利し、ベスト8に進出。22日には金沢市の石川県立野球場で遊学館と対戦予定だった。

 今夏の地方予選では福井商が10日、複数の生徒がコロナ感染したとして福井大会への出場を辞退。13日には中越(新潟)がコロナの感染拡大が確認され、18日まで臨時休校となったために新潟大会への出場を辞退した。全国で出場辞退する高校が相次ぐ一方で米子松蔭(鳥取)は学校関係者1人にコロナ感染者が出たため出場を辞退し、17日の境との2回戦が不戦敗となったが、急転出場が認められ、21日に対戦し勝利していた。

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2021年7月21日のニュース