ナショナルズのシュワーバーがメッツ戦で2発 17日間で15発は大谷も驚く?歴代最多

[ 2021年6月29日 15:14 ]

メッツ戦で2本塁打を記録したナショナルズのシュワーバー(AP)
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 ナ・リーグ東地区で2位まで順位を上げてきたナショナルズは28日、地元ワシントンDCで同首位のメッツを8―4で下して38勝38敗。最大で借金「9」の状態からここ15戦で12勝目を挙げ、今季の成績を38勝38敗として勝率は5割に達した。

 「1番・左翼」で先発したカイル・シュワーバー(28)は初回、メッツ先発のジャレッド・アイコフ(30)から右翼上段に飛び込む飛距離133メートルの23号ソロ。先頭打者弾は今季6本目(通算17本目)となった。さらに5回にもアイコフから右越えに24号ソロ。6季在籍したカブスから昨オフにナショナルズに移籍したシュワーバーは6月12日のジャイアンツ戦で10号を記録してから、17日間で15本塁打を放ったことになり、AP通信によれば、この日数での本塁打数としてはメジャー歴代最多となった。

 また15本はナショナルズの6月の月間最多本塁打数。さらに6月19日のメッツ戦以降、9試合で11本塁打を放っており、1901年以降としては、1968年にワシントン・セネタース(現レンジャーズ)のフランク・ハワード(84=1974年に太平洋クラブで開幕戦の1試合だけ出場)だけが達成していたメジャー記録に53年ぶりに並んだ。

 シュワーバーの1試合複数本塁打は今季5回目だがすべて6月に記録。6月20日のメッツ戦では3本塁打を記録している。

 一方、メッツはここ4試合で3敗目を喫して40勝34敗。ナショナルズとのゲーム差は「3」となった。

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