エンゼルス・大谷に追い風　昨季は密回避で禁止の試合中映像チェック解禁に

＜エンゼルス・ホワイトソックス＞ベンチ前でグータッチする大谷（エンゼルス提供）
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　大リーグで昨季は制限された選手による試合中の映像の確認が、今季から再び許可されると1日、AP通信が報じた。従来、多くの選手が打撃や投球内容を確認するためビデオ室を利用してきた。キャンプイン後に「毎打席、終わったら（映像を）見るタイプ。客観的に見られないのは嫌だった」と語っていたエンゼルス・大谷にも追い風となる。

　昨季はアストロズが映像を不正なサイン盗みに利用した問題に加え、コロナ禍でビデオ室の「密」を避ける目的で禁止された。20年の30球団全体の打率は.245で、19年の.252から大きく下がった。

　今季はベンチでタブレット端末を使って見ることが可能に。打席が終了するたびにフォームをチェックし、修正して臨むことができる。