パ軍タティスと史上最長14年契約発表 オーナーが宣言「我々はスモールマーケットではない。今年は勝つ」

[ 2021年2月23日 19:05 ]

パドレスのフェルナンド・タティス内野手(AP)
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 パドレスは22日(日本時間23日)、フェルナンド・タティス内野手(22)と新たに2034年までの14年契約を結んだと正式発表した。メジャー公式サイトによると総額3億4000万ドル(約357億円)は大リーグ史上3番目で、年数では史上最長となった。

 タティスは2019年のメジャー1年目から活躍し、昨季はMVPの記者投票で4位に入った。キャンプ地のアリゾナ州ピオリアで行われた記者会見では満面に笑みを浮かべながら「何も変わることはない。これまでと同じ愛情を持ってプレーする」と誓った。

 また、このオフ、積極的な補強にゴーサインを出したピーター・サイドラー・オーナー、エリック・グループナーCEOも会見を行った。ドジャースの伝説的オーナー、ウォルター・オマリーの孫で、野茂英雄氏(現パドレス球団アドバイザー)を獲得したピーター・オマリー・オーナーのいとこにあたるサイドラー・オーナーは「サンディエゴは全米で8番目に大きな街。我々は決してスモールマーケットのチームではない。今年は勝つつもりでいる。4月1日(日本時間2日)の開幕戦が楽しみ」と満面に笑みを浮かべて話した。

 グループナーCEOは「タティスはドミニカ共和国、金河成(キムハソン)は韓国、ダルビッシュは日本、カラティニはプエルトリコ出身。我々は現在、国際的に多様なチーム、国際連合チームだ。世界中から素晴らしいタレントを集めている。いろいろな言葉を話すこのチームで勝ちたい」と付け加えた。

 この日は野手の合流日で新加入の金河成も背番号7のユニホーム姿で練習に参加し、早速ライブBP(シート打撃)で打席に立っていた。

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2021年2月23日のニュース