元ヤクルト投手の会田照夫さん虚血性心不全で死去 巨人・会田有志コーチと史上初の親子1軍勝利

[ 2021年2月23日 19:41 ]

ヤクルト時代の会田照夫さん(1977年4月撮影)
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 巨人は23日、会田有志巡回投手コーチ兼トレーニング統括の実父で元ヤクルト投手の会田照夫(あいだ・てるお)さんが22日午後6時19分、虚血性心不全のため、埼玉県春日部市内の病院で死去したと発表した。73歳だった。

 葬儀・告別式は近親者のみで執り行う。喪主は妻由美子(ゆみこ)さん。供花・香典などは辞退する。

 会田照夫さんは右の下手投げで、埼玉・上尾高から東洋大、三協精機を経て71年にドラフト8位でヤクルトに入団。76年には10(9敗)を挙げ、78年には、20日に胃がんで死去した安田猛さんらとともに戦い、29試合に登板。球団史上初のリーグ優勝、日本一に貢献した。80年に現役引退。10年間で通算273試合に登板し、29勝45敗3セーブ、防御率4・34だった。

 三男の会田有志コーチも現役時代は下手投げで、巨人では07年に3勝を挙げ、日本プロ野球史上初となる父子での1軍勝利投手となった。

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2021年2月23日のニュース