球界代表する3世代が対談!松坂世代&56年会&88年会

[ 2020年12月28日 05:30 ]

熱く語りあった同期生の岩隈久志氏(左)と川崎宗則氏(撮影・西川祐介)
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 同世代のプロ野球選手たちが語り合った。「松坂世代」と称されている昭和55年生まれの選手たち。今季限りで現役を退いた阪神・藤川氏、来季から巨人の1軍投手コーチを担う杉内氏、明るいキャラクターで人気を博してきた森本氏の3人が、久しぶりに顔を合わせた。

 藤川氏は「僕が辞めるという決断の一つに松坂のことがあって」と告白。杉内氏は「松坂のおかげとまでは言わないけれど、引っ張ってくれたからここまで来れた」と続き、森本氏も「若い頃は負けたくないという思いがあった」と心境を明かした。

 その松坂世代の陰に隠れる形で、ヤクルト・青木、阪神・鳥谷、元オリックス・馬原ら有望選手が多かった「56年会」。今シーズンでユニホームを脱いだ元巨人の岩隈氏と、独立リーグ・BC栃木でプレーした川崎氏が対面した。マリナーズでもチームメートで家族同士の付き合いもある2人が、語り尽くした。

 岩隈氏は「(川崎)宗から刺激をもらっていましたね。元気いっぱいの明るさがね。プレーヤーとしての強さを含めて、いいものを学ばせてもらったし。そういう人が同級生でうれしかったね」と笑顔。川崎氏も「リスペクトできる存在。野球選手としてはもちろん、パパとしても。子煩悩だから(笑)」と返した。

 2つの世代とは間が空くが、同じようにスター選手がひしめく「88年会」。レッズの秋山、ロッテ・沢村、中日・大野雄が集まった。「『88年世代』といわれるメンバーで野球をするのはとても幸せ」と秋山。沢村も「同じ世代に素晴らしい打者、投手がいるというのは野球選手としてもの凄いモチベーションになる」と明かした。

 普段は集結することがなく、ぜいたくな面々。初めて明かすこと、明かされること。何とも貴重な時間となった。この模様は、2021年1月3日(日)夜7時から、「再会2 ~今だから言える、聞ける、話せること~」(BSテレ東)で放送される予定だ。

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