阪神・大山 虎党が選ぶ年間MVP大賞!全投票数の半数近く獲得で圧勝

[ 2020年12月28日 05:30 ]

阪神・大山
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 SNSとの連動企画「ファンが選ぶ年間MVP大賞」の投票をTwitterで行い、大山悠輔内野手(26)が約半数に迫る1904票を集めて1位に輝いた。ノミネートは月間大賞5選手と、スポニチが独断で選出した3選手を加えた計8選手。開幕戦出場なしの屈辱から4番を奪回し、本塁打王争いを繰り広げた姿が阪神ファンからの称賛を集めた。(取材・構成 遠藤 礼、長谷川 凡記、阪井 日向)

 候補とした8選手のうち、大山は全投票数3934票の約半数近くに迫る1904票を獲得。2位スアレスの627票に大差を付け、虎党の選ぶ年間大賞に輝いた。

 ファンの声を一部紹介する。

 (Y◆)さんは「去年一年間4番で打てなかったこと、今年開幕戦にも出られない悔しさからはい上がって結果を出し続け、4番を奪い返した姿を見て感動しました」といい、(ゆっきぃ)さんは「最終戦までチームの勝利にこだわる姿勢に本当に心打たれました。結果で4番を勝ち取って最後までのタイトル争いは本当にワクワクさせてもらいました!!」と、出場なしに終わった巨人との開幕戦から、自力で4番を取り戻した姿に称賛の声が相次いだ。自己記録だった19年の14本塁打から倍増の28本塁打だけでなく、打率・288、85打点も全てキャリアハイ。(ゴイス野球垢)さんは「来季以降の活躍にも期待が持てるし名実ともにタイガースの4番になったと思う」と成長を喜んだ。

 チームの主将にも就く来季、虎党が待ち望むのは初の本塁打王獲得と、チームの16年ぶりのリーグ優勝だ。(MaToKo)さんは「誰にも文句を言わせない実績も残して、プレーでチームを引っ張ったと思います。来年はキャプテンとして、4番としてさらなる飛躍を期待しています」とエールを送り、(掛布タイガース31)さんは「チームの2位は彼がいなくては成り立ちませんでした。来年はキャプテンとしてチームをまとめ、優勝そしてその先を目指してほしいです」と85年以来の日本一到達へ、背番号3への期待を口にした。

 自身も契約更改後に「キャリアハイの成績を残せましたけど、まだまだいけると思っていますし、満足していない」とさらなる向上を誓っている。「タイトル争いできたのは自分にとってプラスになる。この経験をどう生かすかは自分次第だと思うので」。頼りになる4番として、そして主将として。大山が猛虎を悲願成就に導く。

 ※◆は黒いハートマーク

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2020年12月28日のニュース