レンジャーズと2年契約の有原「成長、成功できるよう努力し続ける」

[ 2020年12月28日 05:30 ]

日本ハム・有原
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 レンジャーズは26日(日本時間27日)、日本ハムからポスティングシステムによるメジャー移籍を目指していた有原航平投手(28)を2年契約で獲得したと発表した。

 球団公式サイトによると、総額620万ドル(約6億4000万円)で、来季が260万ドル(約2億7000万円)。22年が360万ドル(約3億7000万円)で、5万ドル(約520万円)の出来高が付く。日本ハムには譲渡金として契約総額の20%にあたる124万ドル(約1億2900万円)が支払われる。

 有原は球団を通じ「メジャーでプレーする機会を与えてくれたレンジャーズにとても感謝している。成長、成功できるよう努力し続ける」と英語で声明を発表。新型コロナウイルスの影響を受けたため、身体検査で訪れるまで本拠地球場や周辺環境を視察せず、オンライン交渉だけで22日夜に合意したという。

 プロ6年間で60勝を挙げた右腕について、クリス・ウッドワード監督は「岩隈(元マリナーズ)や前田(ツインズ)に似ていると思う。制球が良く、いろいろな球を使う」と評価。ジョン・ダニエルズ編成本部長も「若くてタフで実績もある。まだ伸びしろがある」と期待を寄せた。(笹田幸嗣通信員)

 ▼レンジャーズ・クリス・ヤングGM 貴重で内容のあるイニングを投げてくれる投手。伸びしろもある。タフさが魅力的だった。

 ▼日本ハム・川村浩二球団社長兼オーナー代行 大きな決断をした有原投手の夢を理解し、後押しすることにした球団としても、大変うれしく思います。入団から6年間、チームを支えてくれたことに感謝します。

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