阪神・藤川が会見「お迎えが近いと思っていました」 今季全うする決意「監督を支えられるように」

[ 2020年9月1日 13:16 ]

引退会見で心境を語る藤川(撮影・大森 寛明)
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 前日8月31日に今季限りでの現役引退を球団が発表した阪神・藤川球児投手(40)が1日、兵庫県西宮市内で会見にのぞんだ。

 引退する意志は「8月に伝えた」と明かした藤川。「どちらにしろ今シーズン限りと思っていました」と、右腕を含めたコンディションの維持が困難だと判断した。当たり前のようにこなしてきた連投も「あれ?と思っていた」と未経験の疲労を感じており、「お迎えが近いと思っていました」と悟った。

 長きにわたって絶対的守護神として君臨し、07年にはセ・リーグ記録の46セーブを記録した。現在は1軍復帰を目指して2軍調整中。今後に向けては「監督を支えられるように準備しておきたい。まだ相手(打者)は倒せると思ったので、今シーズン限りにしました」と、プロ22年目シーズンを全うする決意を言葉で示した。

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