巨人が「川上哲治生誕100年記念試合」で劇的サヨナラ勝ち 9回無死満塁、吉川尚が決めた!

[ 2020年9月1日 21:06 ]

セ・リーグ   巨人3―2DeNA ( 2020年9月1日    東京D )

<巨・D>9回無死満塁、吉川尚はサヨナラ打を放ちガッツポーズ(撮影・森沢裕)
Photo By スポニチ

 巨人が吉川尚の適時打で今季2度目のサヨナラ勝ち。13連戦初戦を劇的な勝利で飾って3連勝を決め、今季初の貯金15とした。吉川尚のサヨナラ打はプロ4年目で自身初。2連敗で貯金2となったDeNAは3位に転落し、首位・巨人とのゲーム差が6・5とさらに開いた。

 巨人は4回、大城の右越え6号2ランで先制。開幕10連勝を懸けて先発マウンドに上がったエース菅野が2―1で迎えた8回2死から連続四球を与えて降板し、2番手・中川が同点打を打たれたため2―2となったが、9回、先頭・丸の内野安打(代走・増田大)からウィーラー(代走・吉川大)も中前打で一、三塁とすると、大城が敬遠(代走・岸田)されて無死満塁。ここで打席に入った吉川尚が相手4番手左腕・エスコバーから右前にサヨナラ打を放った。

 DeNAは1―2で迎えた8回、2死から中井、ソトの連続四球で一、二塁とすると、主砲・佐野が2番手左腕・中川の初球を右前適時打して同点としたが、最後はエスコバーが1死も取れずにサヨナラ負けを喫した。

 「川上哲治生誕100年記念試合」として行われた、この日の1戦。巨人は原監督、コーチ、選手全員が現役時代に「打撃の神様」と呼ばれ、監督としてV9を達成した川上さんの永久欠番「16番」がついたユニホームを着用して試合に臨んだが、記念試合にふさわしい劇的な勝利となった。

続きを表示

この記事のフォト

2020年9月1日のニュース