履正社に無印の新星出現!衣笠が4回無失点 ドラフト候補・内が2回降板も好リリーフ

[ 2020年8月5日 05:30 ]

大阪大会4回戦   履正社7-3阿武野 ( 2020年8月4日    南港中央 )

<履正社・阿武野>3回から登板する履正社・衣笠(撮影・後藤 正志)
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 大阪府高野連が主催する代替大会は4日、4回戦5試合が行われた。昨夏の甲子園大会で初優勝を飾った履正社は衣笠遼投手(3年)の好救援で逆転勝ちした。1968年の夏の甲子園大会を制した興国や、93年選抜で優勝した上宮も勝つなど甲子園大会で優勝経験のある実力校が進撃。準決勝までで打ち切りとなったが「大阪夏の陣」は熱さを増してきた。 

 タレント軍団の履正社に無印の新星が現れた。2回3失点で降板した今秋ドラフト候補の内を救援した衣笠が4回2安打無失点。ベンチ入り16人の公立校・阿武野に大苦戦を強いられたが、背番号11の快投で流れを断ち切った。

 「自分はパワータイプの投手。流れを持って来ようと、意識して声を出しました」

 圧巻は5回だ。2死から5番・米永をこん身の外角直球で空振り三振に仕留めると、思わず雄叫びを上げた。「シャーっ」――。直球の最速は146キロ。カットボール、スライダー、スプリットを操る右の本格派はスタンドに響きわたる絶叫で相手打線をねじ伏せた。

 現状ではエース岩崎、内に続く「第3の男」。それでも華麗なる経歴は決してひけを取らない。小学6年時にオリックスJr.に選出されると、神戸ドラゴンズに在籍した中学2年の夏はエースとして全国優勝を経験。今秋ドラフト上位候補に挙がる明石商の来田がチームメートだった。「来田は甲子園でも活躍している。自分も」と鼻息は荒い。

 衣笠の好投に呼応するように4回、1番の池田が右翼へ決勝ソロを放った。2試合連続となる高校通算20号を含む4安打2四死球と全打席出塁。3回戦から10打席連続出塁とした。今秋ドラフト候補の3番・小深田、4番・関本はそろって1犠飛だった。主役が不発でも誰かがカバーする。それが昨夏甲子園王者の強みだ。 (吉仲 博幸)

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