阪神・遥人 圧巻の2回4K 復帰へ着実 

[ 2020年7月16日 05:30 ]

ウエスタン・リーグ   阪神3-1オリックス ( 2020年7月15日    オセアンBS )

<ウエスタン オ・神>2番手で登板した高橋(撮影・坂田 高浩)
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 阪神・高橋が15日のウエスタン・リーグ、オリックス戦で左肩のコンディション不良から復帰後3度目の登板に臨み、2回を無安打無失点、4三振を奪うなど格の違いを見せた。

 「しっかりゼロで抑えられたことが良かったです。あと、2回投げ切れたことも」

 6回から登板し、太田、モヤ、中川の中軸を3者連続三振。復帰後初めて回をまたいだ7回も四球で出した走者を併殺で片付けた。「まだ投げていない球種を使いながら有利に進められたら」と掲げたテーマ通り最速149キロの直球にカーブやスライダー、カットボールなど変化球もバランス良く織り交ぜた。

 「フォームの中にちょっとズレがあった。(7回)先頭の四球もそうですし、修正していきたい」と満足しないのは求めるレベルの高さゆえだ。観衆は85人。有観客試合で投げるのは春季キャンプ中の2月22日中日戦以来で「やっぱりモチベーションも上がりますし、遠い中、来ていただいてありがたいです」と感謝した。状態に問題がなければ、次回は3回へ延ばす予定だ。 (阪井 日向)

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2020年7月16日のニュース