日本ハム・加藤貴 「裕涼のリードのおかげ」とチームトップ3勝目、最下位脱出し4位浮上

[ 2026年5月2日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム5―1オリックス ( 2026年5月1日    エスコンF )

<日・オ>5回、太田を遊ゴロに打ち取り指をさす加藤貴(撮影・高橋 茂夫)
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 日本ハム・加藤貴之投手(33)が5回2/3を7安打1失点の粘投で、チーム最多3勝目を挙げた。「(女房役の田宮)裕涼のリードのおかげで、粘り強く投げることができました」。丁寧に85球を投じた。初回、西川の適時二塁打で先制点を許したが、3回には先頭・宗を中前打で出塁させながらも、打者4人に対してわずか6球。加藤貴の「打たせて取る」投球がチームに流れ引き寄せた。

 その裏に打線が反撃。2死から田宮が左前打、水野も敵失で出塁すると、カストロが左翼へ今季4号となる逆転3ランを放った。味方の援護をもらい、ベテラン左腕は気持ちをもう一度締め直した。12個のゴロアウトを積み重ねる内容に、加藤投手コーチも「立ち上がりはちょっときつかったけど、だんだん球が低くなってきてたし、大胆さも忘れなかった」と称えた。

 反省した一戦があった。前回登板だった4月22日の楽天戦だ。打線が2回までに3点を先行し、左腕も4回まで1安打投球と完璧だった。ところが、自らが差し出したグラブに当たった打球が内野安打になるなど、5回に2点を失い、この回で降板。チームはサヨナラ勝利を収めたが、「自分のミスで流れを悪くしてしまった」と振り返るほどだった。

 この日は6回も登板した。2死からシーモアに左翼線二塁打を許したところで、交代したが3点リードで救援陣にバトンを渡した。4月28日の西武戦からスタートした9連戦の4戦目。所沢からの移動試合だけに、ナインの負担を考慮し、「長いイニングを投げたい」と誓っていただけに悔しさも残るが、チームは9連戦をここまで3勝1敗とした。借金2となり、最下位を脱出し、勝率5割復帰も見えてきた。(小渕 日向子)

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