広島 開幕ローテ入りへ“ガチ紅白戦” 佐々岡監督「先発7人全員投げさせる」

[ 2020年4月3日 05:30 ]

練習を見つめる佐々岡監督
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 広島・佐々岡真司監督(52)は2日、紅白戦で開幕ローテーション入りを競わせる方針を明かした。対外試合が中止となった影響で、今後は紅白戦で実戦機会を確保する予定。九里、薮田、遠藤の3人で争う残り2枠は、新型コロナウイルスの感染拡大余波による異例の形で決着する可能性が高まってきた。

 口酸っぱく言い続けてきた競争は、非常事態だろうと変わらない。1日の全休日を挟み、2日からマツダスタジアムでの全体練習を再開。「ミニキャンプ」と題された3月29~31日の追い込み期間を終え、今後は紅白戦など実戦形式へと移る予定。佐々岡監督は、固まっていない開幕ローテーションについて、紅白戦を異例の競争の場にする考えを明かした。

 「(紅白戦でも)変わらず競争してもらう。先発の7人は全員紅白戦に投げさせる。7人は、決して安泰ではなくて、みんなで競争してほしい。先発のイニング数を重視しての登板になると思う」

 開幕ローテは大瀬良、K・ジョンソン、森下が内定し、床田も決定的な状況で、残り2枠を九里、薮田、遠藤で争う。現在予定されている対外試合は、開幕1週間前に設定された6試合のみで、それまでに先発陣を固めるには、紅白戦か2軍戦で競争を決着させなければならない。対外試合までに先発陣容を固めるかについて、沢崎投手コーチは「監督との話し合いになると思う」と明言はしなかった。いずれにせよ、例年にはない異例の形で決着を迎えることは間違いない。

 紅白戦は4、5、7、8日での4試合を予定しているが、きょう3日の12球団代表者会議で、目指している24日のシーズン開幕の延期が決定した場合は、紅白戦の日程も白紙に戻される見込みで、投手は不規則な調整を強いられる。指揮官は「日程が決まれば開幕までを逆算した調整をさせる」と先を見据えた。

 それでも、3人は最終決着の舞台に向け準備を進めている。九里は「紅白戦自体いつも良くないので、考えすぎずに、いつでも投げられる状態をつくっておきたい」と話せば、薮田は「次の実戦機会で自分の力を出せるようにしておくだけ」と目の前の調整に集中する。遠藤は「球をしっかり投げることは(紅白戦でも)変わらない」と意気込んだ。新型コロナウイルスに影響された競争を勝ち抜かなければ、今季の先発切符は手に入らない。
(河合 洋介)

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