【ロッテ】奪三振率10.69!幕張のドクターK・種市 今季目標は背番と同じ「16」勝

[ 2020年4月3日 07:00 ]

データは勝利の鍵になる ATA+プロ野球2020展望

ロッテ・種市
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 ロッテ・井口監督は今季3シーズン目を迎える。17年にリーグ最下位に沈んだチームを率い、就任1年目の18年は5位、そして昨季は4位と底上げに成功している。特に投手陣は、チーム順位をなぞるように防御率が17年4.22(リーグ6位)、18年4.04(同5位)、19年3.90(同4位)と年々アップ。今季はさらに上を目指したい。

 それでも昨季は、規定投球回(143回)に到達した投手が0。50年の球団創設以降、規定投球回到達者が1人は18年涌井まで8度あったが、一人もいなかったのは球団史上初の不名誉だった。昨季の個人最多投球回は、二木の128回2/3。22試合全て先発登板を果たしたが、終盤の9月上旬に一時戦列を離れたのが響いた。

 ただ、将来性豊かな先発投手が着実に育ちつつある。昨季のパ・リーグで25歳未満の先発勝利5勝以上は10人。うちロッテは種市8勝、二木7勝、岩下5勝と3人いて西武と並び最も多かった。中でも今季4年目、21歳の種市は先発で102回2/3を投げ、奪三振122。昨年、千賀(ソ)が奪三振率11.33のプロ野球新記録を達成したが、種市は規定投球回未満ながら10.69と高い数字を残した。

 今季は楽天から美馬が加入。安定した投球術は若手投手のお手本になりそう。さらに高卒新人の佐々木朗も先発陣の活性化に大きな役割を果たすかもしれない。

 《自身初の2桁勝利は最低ノルマ》種市にとって、自身初の2桁勝利は最低ノルマだ。背番号は今季から「16」に変更。昨季8勝をマークした4年目右腕は「16勝」という大きな数字を目標に掲げる。これを実現できれば、タイトル争いにも絡めると同時に、チームも優勝争いに加わることが可能となる。石垣島キャンプではフォーム固めに時間を割き、最速153キロを誇る自慢の直球に磨きをかけてきた。オープン戦は2試合で9回1失点の防御率1.00。開幕2戦目の登板が有力だ。(ロッテ担当・横市 勇)

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