巨人ドラ1・堀田 右肘手術で今季絶望 自主トレ中に炎症訴えトミー・ジョン手術

[ 2020年4月3日 05:30 ]

巨人の堀田賢慎
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 巨人のドラフト1位・堀田賢慎投手(18=青森山田)が右肘のじん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けたことが2日、分かった。手術はこの日、無事に終了。今季中の復帰は絶望的で、来季中の実戦復帰を目指していく。

 最速151キロ右腕は1月の新人合同自主トレ中に右肘の炎症を訴え、ノースロー調整を余儀なくされた。以後、キャッチボールは再開したものの、プロ初実戦のメドは立っていなかった。入団時には「160キロを目指してやっていきたい。新人王を獲りたい」と意気込んでいたが、残りのルーキーイヤーはリハビリに専念する。近年指名選手は入団直後の故障も多く、球団は1日付でスカウト部門の大幅刷新を行った。水野巡回投手コーチや昨季まで2軍監督を務めた高田ファームディレクターらが加入。現場目線で即戦力の発掘を狙うとともに、増員によりコンディショニング面のクロスチェックを強化していく。

 堀田は甲子園不出場ながら、ヤクルト・奥川、ロッテ・佐々木朗に匹敵するポテンシャルの高さを期待されて入団。大化けする可能性を秘めており、完全復活を期して早期手術に踏み切った形だ。

 ◆堀田 賢慎(ほった・けんしん)2001年(平13)5月21日生まれ、岩手県出身の18歳。青森山田では1年秋からベンチ入りし、2年秋からエース。3年夏は県大会3回戦で八戸学院光星に敗退。甲子園出場はなし。19年ドラフト1位で巨人入団。1メートル85、80キロ。右投げ右打ち。

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2020年4月3日のニュース