オリックス・由伸 160キロ予感…「最高の状態」球速アップで高速変化球も磨き

[ 2020年1月17日 05:30 ]

立ち投げながら、ブルペンで力のこもった投球をするオリックスの山本由伸(撮影・井垣 忠夫)
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 オリックス・山本由伸投手(21)が16日に大阪・舞洲の球団施設で自主トレを公開し、新たに背番号18を付けて挑む高卒4年目の今季へ驚異の進化を“予告”した。

 「現段階では最高の状態で、もっと調子は上がる。もしかしたら、球速も速くなっているかもしれないですね。感覚や見た目も、昨季より違うボールになっていると思うので」

 潜在能力に底が見えない。静まり返ったブルペンに強烈な衝撃音を響かせた。捕手役を立たせた状態で球威抜群の直球に曲がりの大きいカーブを交えて約20球の投球練習。昨年12月初旬からの取り組みを「内容は秘密ですが、気になっていた課題を丁寧に克服してきた」と説明。160キロの大台到達についても「秘密です」とはぐらかし、言葉の端々に自信を漂わせた。

 昨季は両リーグで唯一の防御率1点台となる1・95で最優秀防御率の初タイトルを獲得した。侍ジャパンの一員として臨んだ昨秋のプレミア12では自己最速158キロへ伸び、フォークも149キロを計測。直球と変化球の球速差が小さく、カットボールも150キロ超を誇る。大台突破を視界に捉えるほどの仕上がりなら、自慢の高速変化球も相応のスケールアップが見込まれる。

 今夏には東京五輪を控え、プレミア12でのセットアッパー役に限らず、チームと同じ先発の役割にも「興味はあります」と意欲的。「まずはシーズンが一番。それがいい結果につながれば…」。最強右腕として未知の領域への挑戦を思い描いた。(湯澤 涼)

 ≪初詣で“おみくじざんまい”も…≫山本は年末年始は地元・岡山に帰省し、初詣で“おみくじざんまい”だったという。家族や友人らと中国・四国地方の複数の神社を参拝。「行く度に、おみくじを引いたんですが、大吉が出なくて。凶も出なかったけど、末吉ばっかりでしたね」と苦笑いだった。

◇プロ野球球速上位◇

162キロ 大谷翔平 (日)16.10.16 札幌D
〃 クルーン (巨)08.6.1 ヤフーD
161キロ カミネロ (巨)18.6.14 ヤフオクD
〃 由  規 (ヤ)10.8.26 神宮
〃 スアレス (ソ)16.10.14 札幌D
〃 ドリス (神)17.8.29 甲子園
〃 千賀滉大 (ソ)19.3.29 ヤフオクD
〃 国吉佑樹 (D) 19.4.6 横浜
160キロ デラロサ (巨)19.9.10 横浜
〃 林昌勇 (ヤ)09.5.15 神宮
〃 マシソン (巨)12.7.5 横浜
〃 藤浪晋太郎(神)16.9.14 甲子園
エスコバー(D) 19.6.9 横浜

 ※各投手の最速のみ、初計測時、大谷とスアレスはCS、その他はレギュラーシーズン

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