広島 佐々岡監督、新井貴浩氏に構想語る「1年目から勝負してV奪回と日本一」

[ 2020年1月1日 09:40 ]

新井氏からおとそを注がれる佐々岡監督(撮影・奥 調)
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 広島20代目の監督に就任した佐々岡真司氏(52)と、スポニチ本紙評論家・新井貴浩氏(42)の新春対談が実現した。リーグ3連覇の栄光から4位に沈んだチームを立て直し、悲願の日本一を目指して捲土(けんど)重来を期する2020年元旦。新井氏の軽妙なトークに爆笑しつつ、投手コーチを務めた経験と反省を踏まえて明かした、新指揮官のV奪回構想とは――。(構成・江尾 卓也)

 新 井 新年明けましておめでとうございます。どうですか、監督業は?忙しくされているんでしょうね。
 佐々岡 明けましておめでとう。年末までに周辺の自治体を就任あいさつで回ったんだけど、皆さんが祝ってくださって本当にありがたかった。5日間で17カ所を回って。

 新 井 カープは地域密着の球団。あいさつ回りは大切ですね。
 佐々岡 うん。地域の皆さんの支援があってこその球団だから。

 新 井 佐々岡新監督に期待する声は大きいんじゃないですか?
 佐々岡 すごく感じる。去年は4位に終わったけど、3連覇した実績のあるチームだからね。1年目から勝負してV奪回と日本一。皆さんに喜んでもらいたいと思うね。

 新 井 カープで投手出身の監督は、長谷川良平さん以来53年ぶり。佐々岡さんがどんな野球をするのか、すごく興味があります。
 佐々岡 基本は変わらんよ。歴代監督がやってこられた野球を踏襲することになる。野村、緒方両監督の野球を熟知しているのが高ヘッドコーチだし、野手(の起用)は高ヘッドや朝山打撃コーチ、守備走塁コーチらと話し合いながら…ね。
 新 井 なるほど。
 佐々岡 ただ解説を7年やってきた中で、自分ならこうする…と思うことはあったし、5年務めた投手コーチとしても、去年は悔いの残る起用があった。(緒方)監督の意思を尊重するんだけど、もう少し強く言えばよかった…とか、こうすればよかった…とか。

 新 井 投手交代のタイミングは、早くて後悔するよりも遅くて後悔する方が多い…と思うんですけど。
 佐々岡 その典型が最終戦(9月27日、中日戦)のジョンソン。
 新 井 引っ張りすぎた…と。
 佐々岡 あそこは悔いが残る。ジョンソンを5、6回で代えていればタイトル(最優秀防御率)が獲れたし、ベンチには(大瀬良)大地や(野村)祐輔を入れていたからね。
 新 井 なるほど。
 佐々岡 9月の勝負どころで大地を中4、中5で投げさせようと思いながら中5、中6日で回したり…。そういう反省はあるので、今度は沢崎、横山両投手コーチと話をしながら、起用は自分が主でやりたいと思う。

 新 井 新たに1軍に加わる朝山、横山コーチは僕と同学年。彼らに期待することは?
 佐々岡 (朝山)東洋とは2軍で4年間一緒にやって、厳しく接しながらも選手に信頼されているし、不調の選手を再生する指導力もある。
 新 井 そうですよね。横山コーチも若くして中継ぎで10勝し、いろんな苦労をしているので、いい指導者になると思うんです。
 佐々岡 うん。現役時代の、闘志むき出しで打者に向かっていく姿勢は好きだった。鬼軍曹になると言っているみたいだけど、ブルペンでもリリーフ陣に的確な助言をしてくれるんじゃないかな。
 新 井 彼ら2人は間違いなくいい風を吹かせてくれますよ。
 佐々岡 そう思う。シーズンに入れば僕の酒飲み友達にもなってくれるだろうし(笑)
 新 井 僕も付き合いますよ(笑)
 佐々岡 いや。それは遠慮するわ(笑)

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