ヤクルト青木 38歳シーズン最年長首位打者獲る!10年ぶりタイトルへ「もっと打ちたいね」

[ 2019年12月9日 05:30 ]

ヤクルト少年野球教室で子供たちに打撃を披露する青木(撮影・久冨木 修) 
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 ヤクルト・青木が38歳シーズンとなる来季、史上最年長での首位打者獲得に意欲を見せた。山田哲らと神奈川県内で野球教室に参加。打撃指導などを行った青木は、チームの勝利が最優先とした上で「獲れたらいい。(プロ野球は)個人商売でもある。生き抜かなきゃいけない」と意気込んだ。

 3年契約の最終年に、10年以来10年ぶりのタイトルをつかみにいく。そのためにも、史上11人目の日米通算2500安打達成の早期達成は重要。今季までに2365本を積み上げ、残り135本に迫っており「(大台を超えて)もっと打ちたいね」と話した。その過程には2471安打の巨人・長嶋茂雄終身名誉監督も。数々のレジェンドを超えていく。

 今季は打率・297と3割に届かなかった。来年1月には村上、中山らと米国で自主トレを行う予定。「やることは変わらない。確立されているものがある」。経験に裏打ちされた調整法で来季に備える。(黒野 有仁)

 ○…日本での最年長首位打者は、79年ミヤーン(大洋)・346、89年クロマティ(巨)・378、08年リック(楽)・332の36歳。来年1月に38歳になる青木が獲得すれば2歳更新となるがどうか。メジャー最年長は04年に・362をマークしたバリー・ボンズ(ジャイアンツ)の40歳。ボンズは同年に最年長でMVPも獲得している。

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