阪神「キナチカ」復活!木浪1カ月ぶり先発起用へ「与えられたチャンスつかむ」

[ 2019年8月16日 05:30 ]

阪神・木浪(撮影・椎名 航)
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 阪神・矢野監督から「もちろん使うと思う」と明言された木浪聖也内野手(25)が16日の巨人戦で7月20日ヤクルト戦以来、約1カ月ぶりの先発起用が決まった。近本光司外野手(24)との「キナチカ」が復活する。

 「与えられたチャンスをつかめるように。それをものにできるようにやりたい。(近本との)つながりもそうですけど、やることをやっていけば結果は自ずと付いてくると思うので。勝つためにやるだけです」

 ソラーテとマルテの「ソラマル」が今は打線の中軸を占めているが、今季猛虎内に誕生したコンビはキナチカが“先輩”。3月29日の開幕ヤクルト戦では「1番・木浪」「2番・近本」で球団史上初めて新人が1、2番を担った。新生・矢野阪神の象徴でもあった。

 しかし木浪が打撃不振に陥り、遊撃の守備でも11失策と攻守で精彩を欠いた。7月26日に出場選手登録を抹消され、6日に1軍昇格するまでコンビ解消。14日の中日戦でそれまでのうっぷんを一気に爆発させた。5回2死無走者から代打で23打席ぶり安打となる右前打を放つと、続く近本が中越え適時二塁打で一挙5得点の猛攻につなげた。6回には3号ソロ本塁打が飛び出し、勝利に導いた。

 指揮官も復調に期待する。「春から言っているように競争の部分もある。目先の結果だけでコロコロというのも、どうかと思うけど、俺の中でそれは判断してやっていく」。北條、糸原、ソラーテらがひしめき合う二遊間の定位置争いだが、再びそこに割って入る。新人特需はもうない。力と結果で奪い獲るしかない。

 近本も相方の存在の大きさを口にする。「それは(刺激になっていると)思いますね。でも、誰であっても、いつも通り自分の仕事をやるだけです」

 ドラフトから春季キャンプ…といっしょだっただけに意識しないわけがない。キャッチボールのパートナーだった。シーズンが始まればベンチで相手投手の特徴を伝え合うなど切磋琢磨(せっさたくま)してきた。足し算以上の相乗効果がそこにはある。首位・巨人が相手だが、まずはCS圏内の対象となる3位・広島までの4ゲーム差を、キナチカが縮めていく。 (長谷川 凡記)

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