日本ハム・矢野コーチ　札幌ドーム訪問で練習サポート　レンジャーズにコーチ留学「楽しいことばかり」

＜日・ロ＞試合前練習前、近藤と挨拶交わす矢野特命コーチ（撮影・高橋茂夫）
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　昨季限りで現役を引退し、今年はレンジャーズにコーチ留学するなど指導者としての経験を積んでいる日本ハムの矢野謙次チーム統括本部特命コーチ（38）が19日、札幌ドームを訪問。ロッテ戦を控えた選手らの練習をサポートするなど、精力的に動き回った。

　これまで2度の渡米で、ともに2カ月ほど現地に滞在。次回は今月下旬から9月中旬までを予定している。レ軍でも明るい性格と熱心な人柄で周囲から慕われており「海外で長期滞在することは初めての経験だけど、楽しいことばかり。発見も多いし、本当に球団には感謝しています」と笑顔で語る。

　この日も現役時代と同様、試合開始の7時間も前の午前11時に球場入り。早出特打を行った西川、清宮を見守り、全体練習では一塁ベースで内野ノックを受けた大田、近藤らの送球を受けながら「ナイスボール！」など声でも盛り上げた。首位・ソフトバンクを必死に追うチームに、短期間ながら心強いムードメーカーが加わった。