マー君「攻めて」2勝目 スプリット「相変わらずクソ」でも今季最長7回1失点

[ 2019年4月22日 02:30 ]

ア・リーグ   ヤンキース9―2ロイヤルズ ( 2019年4月20日    ニューヨーク )

<ヤンキース・ロイヤルズ>7回1失点で2勝目を挙げた田中
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 さすがの適応力だ。ヤンキース・田中は伝家の宝刀が切れ味を欠き、制球も本来のものではなかったが、7回を4安打1失点と好投。3月28日の開幕、オリオールズ戦以来の2勝目を挙げた。

 「今日は自分の中で理想というか、ちょっとハードルを下げて、積極的にゾーン内でストライクを取れればと思った」

 初回に2四球。「(制球で)きちっと細かいところは無理やな」と割り切った。特に修正を試みてきたスプリットは「相変わらずクソだった」と本調子とは程遠い。もう一つの得意球スライダーを軸に組み立てた。3回無死三塁ではメリーフィールド、モンデシーをいずれもスライダーで連続空振り三振。最後もゴードンをスライダーで遊ゴロに仕留めた。

 4月14日のホワイトソックス戦は外角低め一辺倒の配球を読まれ7安打5失点で今季初黒星。その反省を生かし「攻める時は思い切って攻めていかないと」と積極的に高めを使い、決め球への布石とした。3回の攻撃ではトーレスの3ランがファンの妨害で取り消され、アーロン・ブーン監督が猛抗議で退場処分を受けたが、集中力を切らさなかった。

 今季最長7イニングを投げ、同最多タイの7三振を奪った。「ゲームを通してアグレッシブに投げることができた」。開幕から5戦中4戦で1失点以内。主砲ジャッジが右脇腹を痛めて途中交代し、また故障者が増えたヤ軍にあっても、田中の安定感、存在感は際立っている。

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