ソフトB千賀、今季初勝利「やっと開幕」最速159キロ 8回11K零封

[ 2019年4月20日 05:55 ]

パ・リーグ   ソフトバンク2―0西武 ( 2019年4月19日    メットライフD )

救援した森(右)からウイニングボールを渡され笑顔の千賀(撮影・村上 大輔)
Photo By スポニチ

 自然と笑みが広がった。今季4試合目の登板で、ようやくつかんだ初勝利。ソフトバンク・千賀はヒーローインタビューで「やっと開幕したな、と思います。とりあえず良かった」と照れた。チームの連敗も3で止める、価値ある白星。4試合連続のクオリティースタート(6回以上自責点3以下)で、ようやく報われた。

 初回、この日最速の159キロをマーク。6回1死まで無安打投球を演じた。88球目、金子侑に左前打を許して大記録は消えたが「別に何も思うことはなかった」と動じない。今宮の失策で1死一、三塁とされても、「なんとかゼロに抑えようと思ったしスイッチが入った」。3番・外崎と4番・山川を、いずれもフォークで空振り三振と右飛に仕留めた。8回126球を投げ、2安打無失点で11奪三振。3試合連続2桁奪三振のおまけ付きだ。

 試合前。千賀の練習着の背中にはビックリマンチョコの「魔怪球フォーク巣」のシールが光っていた。長谷川勇からもらい、バッグに貼っていたものが偶然付いたという。「地獄の底まで落とす魔球ピッチングでキリキリ魔いさせる魔界の悪童投手!」と称されるキャラクター通りの圧巻投球。リーグトップのチーム打率・260でこの試合を迎えた西武打線を「貧打地獄」に引きずり込んだ。

 マウンドでは表情を変えない。「しぐさを意識しているところはある。出ちゃうところはあるけど、堂々と、大丈夫と見せている」。エースの自覚の表れだ。鬼門・所沢では通算12試合目で初勝利。悪いイメージを払しょくし「ここでヒーローインタビューが初めてなのでうれしい」と素直に喜んだ。

続きを表示

「稲村亜美」特集記事

「プロ野球 交流戦」特集記事

2019年4月20日のニュース