【中畑清 視点】巨人・原監督「代打・阿部」見事な演出 勝負どころ見極めた起用

[ 2019年4月13日 08:30 ]

セ・リーグ   巨人6―1ヤクルト ( 2019年4月12日    東京D )

5回2死満塁、代打・阿部(左)は右翼線適時二塁打を打ち、ベンチで原監督とハイタッチをかわす (撮影・西川祐介)
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 まだ5回だというのに、ここを勝負どころと読んで試合を決めにかかった巨人・原監督。球場全体のボルテージが一気に上がる中、「これが今シーズンのおまえさんの役柄なんだよ」という無言のメッセージを送られた慎之助が期待に応える。「代打の切り札」に最高のステージを与え、最高のパフォーマンスをお客さんに見てもらう。監督冥利(みょうり)に尽きるだろうな。悔しいくらいに見事な演出だった。

 腰痛の吉川尚を休ませたのも采配。長いシーズンを考えれば、無理はさせられない。重症になる前の勇気ある撤退だよ。選手のタイプ、状態や状況に応じて自在のタクトを振る原監督。これから楽しみにしたいのは外国人の使い方だ。抑えのクックとメルセデス、ヤングマンの両先発の投手3人とゲレーロ、ビヤヌエバの野手2人。今はメルセデスを抹消しているけど、6連戦が続くようになれば、投手を3人入れたいはずだ。いつ、どんな決断を下すのだろうか。

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