楽天5連勝!浅村が呼んだ6回の猛攻 打者12人で8得点

[ 2019年4月5日 06:10 ]

パ・リーグ   楽天11―2日本ハム ( 2019年4月4日    楽天生命パーク )

6回2死二、三塁、浅村が右翼へ適時三塁打を放つ   (撮影・大塚 徹)
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 楽天は4日、日本ハムに今季最多タイの11安打で最多の11点を挙げ、連勝を5に伸ばした。西武からFA移籍した浅村栄斗内野手(28)は6回に右越え2点三塁打を放ち、この回打者12人の猛攻を呼んだ。本拠地開幕カードの3連勝は球団で初めて。浅村を中心に、昨年最下位に沈んだチームが開幕好スタートを切った。

 浅村は三塁に到達すると、沸き返る三塁ベンチへ向けて拳を突き出した。1点差に詰め寄られた6回に3点を挙げて、なお2死二、三塁。鍵谷のフルカウントからの高め直球をフルスイングで逆方向に放った打球は右翼フェンス直撃の2点適時三塁打となった。ポーカーフェースでプレーする男が感情を出しチームも乗せていった。

 「みんなにつなごうと思っていた。今年、チームがやってやるぞという気持ちで迎えたホームゲーム。3連勝して最高の形になって良かった」。この回は打者12人で8得点を奪って試合を決めた。1死から銀次の右翼線二塁打が号砲だった。四球を挟んで嶋が左翼線に2点適時二塁打。さらに2死満塁として浅村の初球の捕逸で1点を追加。浅村の一打の後も4連打とつながった。

 開幕2戦目のロッテ戦から5連勝。本拠地開幕カードでの3連勝は球団史上初だ。昨季、チームは楽天生命パークで20勝49敗と大きく負け越した。平石監督は「昨季のことは忘れました」と苦笑いするほど、本拠地との相性が悪かった。だが、この3連戦は計29安打、17得点。「全員がつなごうという意識で打席に入っている」と話す浅村がよどみない打線の流れを生んでいる。

 5連勝は昨年7月以来で、本拠地での同一カード3連勝は17年7月以来、2年ぶりだ。浅村加入の効果をナインも実感している。この日、3安打4打点を挙げた銀次は「みんな積極的にスイングできている。浅村が入ったことで勢いが違う。あれだけ振れる能力がある選手ですから」と変化を口にする。

 投打がかみ合い、連勝を伸ばしても平石監督に気の緩みは一切ない。「まだ6試合でしょ。勘違いも油断もできない。目の前の相手を全力で倒しにいくだけ」。昨季最下位からの巻き返しへ、貪欲に勝利を積み重ねる。 (重光 晋太郎)

 ≪過去の6戦5勝→Aクラス≫楽天が開幕戦黒星の直後から5連勝。05年の球団創設以降、開幕6試合目までに5勝以上は09、17年と5勝1敗で乗り切ったのに次ぎ3度目になる。過去2度の最終順位は09年2位、17年3位といずれもクライマックスシリーズ進出。開幕ダッシュをAクラス入りに結びつけているが今季はどうか。

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