ヤクルト村上、開幕スタメン濃厚 左投手にも対応 豪快3ラン

[ 2019年3月25日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト4―2日本ハム ( 2019年3月24日    札幌D )

8回1死二、三塁、逆転の3点本塁打を放った村上(撮影・高橋茂夫) 
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 ヤクルト・村上宗隆内野手(19)が24日、オープン戦最終戦となった日本ハム戦に「6番・三塁」で先発出場し、0―2の8回に右翼席へオープン戦4号となる逆転3ランを放った。同期入団の日本ハム・清宮幸太郎内野手(19)、ロッテ・安田尚憲内野手(19)は開幕2軍が決定的だが、球団の高卒2年目野手では55年ぶりとなる29日の阪神との開幕戦(京セラドーム)でのスタメンも濃厚となった。

 打った瞬間、スタンドインを確信した。2点ビハインドの8回1死二、三塁。村上は左腕・藤岡の内角高めに浮いた111キロカーブを強振。高々と舞い上がった打球は広い札幌ドームの右翼中段に届く、130メートルの逆転3ランとなった。

 「(2回無死二塁で空振り三振と)チャンスをつぶしていて、情けなかった。初球から積極的にいこうと。宮本ヘッドコーチからも“狙っていけ”と言われていた。良いスイングができた」

 1ボールからのファーストストライクを仕留めた。12球団で3位タイとなるオープン戦4号は、オープン戦で初めて左投手から放った。「苦手意識は特にない」。昨季は1軍で14打席立ったが、左投手は1打席だけ。阪神・岩貞に三振を喫した。レギュラーを奪取するには、左投手への対応力を示す必要があった。

 高卒2年目の19歳。いわゆる「清宮世代」の中で、最も輝きを放っている一人だ。「同世代を引っ張っていきたい」。九州学院3年ではU―18日本代表に選出されなかったが、当時日の丸を背負った清宮は右手有鉤(ゆうこう)骨を骨折し、安田や広島・中村奨も結果を残せない中で、開幕1軍を確実にした。

 小川監督は「良い本塁打だった。課題はあるが、ゆくゆくは中心打者になる選手」と開幕スタメンこそ明言を避けたが、その評価は高い。今月上旬のメキシコ戦では侍ジャパンの一員としてプレーするなど経験も積んだ。「チャンスを下さっているので、期待に応えられるように。良いコンディションで臨みたい」。平成最後の開幕戦。スタメンに村上の名前が刻まれる。 (黒野 有仁)

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