21世紀枠の石岡一・岩本 力投も延長サヨナラで敗戦 川井監督「歴史的な1日」

[ 2019年3月25日 15:32 ]

第91回選抜高校野球大会 第3日第2試合1回戦   石岡一2―3盛岡大付 ( 2019年3月25日    甲子園 )

<盛岡大付・石岡一> 好投を見せた石岡一・岩本(撮影・大森 寛明)
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 延長11回の末、石岡一(茨城)がサヨナラで敗戦を喫した。

 “輝星2世”こと先発のエース・岩本大地投手(3年)は、圧巻の立ち上がりを見せた。170キロのマシン打撃などの練習で、速球にめっぽう強い盛岡大付打線に対して、「変化球との緩急で勝負しようと」。この日の最速144キロの直球から、90キロ台のカーブを巧みに使い、先頭から4者連続で三振を奪った。

 その後も岩本は好投を続け8回までで許した安打はわずか2つ。9回裏、3つのアウトを残すまで2―0とリードした。

 しかしこの回、2番の佐々木隼輔内野手(3年)の右前打などで2死二、三のピンチを招いた。ここで迎えた小川健成外野手(3年)を外の変化球で追い込むも、「終盤で力強い球がいっていなかったのに、配球を間違えてしまった」。内角に投じた直球を右前に運ばれ同点を許した。

 このまま流れを明け渡し、延長に投入した試合は11回。四球や失策で1死満塁のピンチを迎え、7番・島上真綾捕手(3年)の投ゴロを、岩本が本塁へ悪送球してしまいサヨナラ。「勝ちたい思いが強すぎてゲッツーをとろうと急いでしまった」とうなだれた。

 それでも21世紀枠での初出場にもかかわらず、岩本は堂々とした投球を披露した。川井政平監督は「こんな環境を与えてくださり、感謝しています。勝ちきれなくて申し訳ない」と涙。声に詰まりながらも「今日は石岡一にとって歴史的な1日。また力をつけて戻ってきたい」と夏での雪辱を誓った。

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