阪神 新助っ人マルテは開幕2軍決定的、右足故障で調整遅れ

[ 2019年3月24日 05:30 ]

オープン戦   阪神2―4オリックス ( 2019年3月23日    京セラD )

 右ふくらはぎ張りで実戦を離れている阪神のジェフリー・マルテ内野手(27)が開幕を2軍で迎えることが決定的になった。23日は鳴尾浜球場での全体練習に参加。故障後初めて一塁で守備練習に取り組むなど一定の回復は示していても調整遅れは否めず、開幕1軍を見送る方針が固まった。

 マルテは15日に体調不良で練習参加を取りやめ、16日に右足に張りを訴え出た。オープン戦初適時打で初打点を挙げた13日の中日戦を最後に実戦から遠ざかり、清水ヘッドコーチは「長引くことも考えられるから大事にいきたい。向こう(2軍)で試合に出られるようになってから」と説明。別の首脳陣も「(トレーナーから)いい報告は来ていない。開幕からというのはないかなと思う」と見通しを明かした。

 調整不足に加えて再発の可能性も懸念されるなどの不安材料があり、当初取りざたされた“ぶっつけ開幕”はなくなった。万全を期すためにまずは2軍で実戦復帰して段階を踏む方針。マルテ本人も「一日でも早く戻れるように頑張りたい。今はシーズンで戦える状態を作る事が最優先。その準備ができ次第、シーズンのゲームに参加したい」と調整を最優先する考えを示した。

続きを表示

2019年3月24日のニュース